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陰翳礼賛 

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たまに早朝ウォーキングで訪れては
癒されている近所のお寺さん。

住職夫妻が手入れをされている境内のお庭が
自然でとても美しく、

春には、桜、
初夏には新緑、牡丹にツツジ、
夏は紫陽花に蓮の花、

そして、秋は紅葉が楽しみ♪




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新緑の季節…

門から本堂までの小径。
顔にかかるくらいうっそうと茂った もみじの枝に
はるか『京都』を思い出す…




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暗さの中に光と影が織りなす陰影が、
それはそれは美しくて…

何時間でも眺めていたくなる。




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この葉が赤く染まったら、
さぞかし美しいことでしょう…






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たとえばこんな…


でもこれは残念ながら、一昨年の今頃の写真。
(ワンコがまだ健在)




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こちらは去年の。


さて、今年はどんな風になってるかな?
楽しみだな~♪



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ん?

んん?何かが足りない?

やけに明るい気が…




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顔にかかるくらい
うっそうと茂った もみじの枝が、、、、

ぜんぜん うっそうとしてない~~~!!!




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やっぱり無い~

え~~~!

ここはこのお寺の『顔』なのに~
あの茂った暗い感じに風情があったのに…

何故~?


実は少し前に訪れた時、
スッキリさっぱりとコンパクトに切られていた
のにすぐに気づき、

「あら~、ここ切っちゃったんですね」
と訊いてみたのですよ。

そしたら住職の奥さんが
言いにくそうに真相を、、、

なんでも、ボランティアで切ってくださるという方が来て、
その方にお願いしたら、こうなってたんだとか…

さすがにここまで切るとは思わなくて、
あまりにびっくりして、
切った方に聞いてみたら、

「さっぱりして邪魔にならなくていいでしょ?
このほうが後で伸びるよ」 と…

「なんだかね、悪びれるわけでもなく
自信満々で言われちゃったから、
それ以上何も言えなくて…」 と、奥さん。

「こっちもずっとくっ付いて見てなかったのが悪いし、
相手の方も厚意でやってくださったわけだし…」

「でもね、いらした檀家さんたちに
『なんで切っちゃっの?』って聞かれるたび、
住職が悲しい顔をして応えててね、
切っちゃったものは戻らないって分かってるけど
ホント悲しくなっちゃう。。。

これ本当に元に戻るのかしらねぇ?
もう枯れちゃうかもしれないわねぇ。。。」

「いやいや、きっと戻りますよ!大丈夫ですよ!」
としか言えない私。

でも、変な時期に剪定しすぎると枯れる
ってことが、たしかにありますよねぇ…汗


なんともまあ、切ないお話です。



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陰翳礼讃(いんえいらいさん)

まだ電灯がなかった時代の
今日と違った日本の美の感覚。

陰影に対する日本人の美意識が
近代化によって失われていくことを、
文豪 谷崎潤一郎が、格調高い文章で
ひたすら嘆きつづける随筆。
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邪魔にならなくてスッキリ!
という場合ももちろんありますが、

静寂とか情緒とか…
便宜性や利便性を上回るような日本古来の美意識も
守らないといけませんよね。


どちらを責めるわけではありませんが、
ここはもう、もみじの木の回復を願うばかり。



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というわけで、何が言いたいかっていうと、、、


『意思疎通』って大切。


ということなのです。笑


それを美しいと思うか?
邪魔で仕方がないと思うか?

感覚の違い、理解度の違いなどで
悲しい結果にならないよう、
ひとりひとりの方と
きちんと向きわないといけませんよね。


…ええ、
こじつけ甚だしいですが、
「髪型と同じ」ということです。笑

だって、
住職の奥さんからこのお話を伺ったとき、
私も店主もまったく同じく
「髪」のことと結びつけて考えていたんですよね。

やっぱりカウンセリングって重要なのです。


最後に。
季節を感じ、自然の力や豊かさに感謝し、
その場の情景や空気を丸ごと感じて感動できる、、、

そんな心に余裕を持っていたいな。

あの薄暗い小径を
小次郎と歩いた日々に思いを馳せて…

合掌



November.18.2018 フロント係


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