久しぶりのこのコーナー!(笑)
でも、久しぶりの更新なのに、
こんなつまらないなことを書いていいものか?
ちょっと疑問ですが…

さて、梅雨も明け、暑さも本番!
こんな、うだるような暑さの中、
厚手の服など見たくもないのですが、
既に洋服屋さんは
秋冬物を販売始めています。
ご存知ユニクロには
既に「ダウン」の販売する一角も登場してました(笑)
まあそれは置いといて・・・
最近、どこのどんな店に行っても、
自分にとって価値があるか無いか?という目でしか
見ていないことに気づきました。
それは、高いとか安いとか
流行ってるとか流行ってないとか関係なく・・・・
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H&M、ZARA、F21、GAP、そしてユニクロ…
手頃な価格で洋服が買える「ファストファッション」と言われる
ショップの代表格ですが、
それを着てるからって卑下する人なんて
もういない事でしょう…
逆に自慢するくらいになってますよね?
それは完全に、
それらが「日常」に入り込んだ証拠だと思います。
本当に凄い事です。
かつては無かった存在が日常になる・・・
そのこと自体が「企業努力」の何者でもないと思うからです。
旬なアイテムや 定番アイテムが
驚くほど低価格で手に入るんだから・・・
ついつい買っちゃうよね~(笑)
でも、それが今の日常。
今現在、この日常が
いつ終焉を迎えるのかなんて、
誰も考えない事だと思います。
考えたとしても「いずれ…」と思う程度でしょう?
私も同意見です。
ではその逆の、
背伸びして買う服、「高級ブランド」はどうでしょうか?
一般人が日ごろ目にしないような
高級商品を扱うブランドは消滅しましたか?
いえいえ…それどころか
売れ行きが良いらしいのです。
知らない所で、時代は動いていますね(笑)
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最近の地方都市で主流になっているのは
大型ショッピングモールですよね。
とりあえずその場所に行けば
そこそこの物は揃う・・・
でも、何か物足りない。
金太郎飴みたいに どこに行っても同じ。
ただ、それも
そろそろ転換期を迎えたのかな~?
などと思っています。
何故そう思うのか?
お客様一人一人がそれを感じ始めている・・・
と、自分の肌で感じるからです。
少しずつですが、
それが具体化し始めているように感じます。
ファストファッションがダメではありません。
高級ブランドを着ないとダメというわけでもありません。
一般的だからとか
人気があるからとか、有名だからとか、
安いからとか、高額だからとか・・・
そんなものを判断基準にしない人が
身近に増えてきたような・・・
「目的はいったい何?」
と、ちゃんと考え始めたら、必然的にその現場に
納得がいかなくなるんじゃないかな?
ファストファッションが一般化してきたおかげで
みんなが同じようなものを選ぶせいか、
老若男女問わず、似たような雰囲気の人しか見かけなくなりました。
みんながみんな安くオシャレを楽しめるようになった分
ものすごく時代遅れな人は減りましたが、
目立ってオシャレな人も減ってしまいました・・・
これが平均化?
みんながみんな横並びに同じ服を着ると
必然的にそうなるってことなのかな?
でも、そこには新鮮さとか、驚き、
個性やオリジナリティはありませんよね・・・・。
着る物は簡単に手に入るし、選択肢も増えたはず。
むしろ豊かになっているはずなのに、
巷には「意図」も何も感じられない人が増えてしまいました。
悪くもないけど、良くもないよね・・・的な?
なんだろう・・・
感覚が「鈍感」な人が増えたよね。
(エラそうでごめん)
これからは、着る人の「センス」が問われる時代。
いかにそれを「着こなすのか?」
が、重要視され始めているんじゃないかな?
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これを美容室の現状とあわせてみると どうだろう?
そこそこ今っぽいサロンは増えたけど、
昔みたいに、尖ったサロンは減ったような・・・
青原のサロンも、地方都市のサロンも一見同じ。
そして、似たような流行りのスタイルを量産し続ける・・・
これは、
似たような中にも
確実に存在する「質の差」が重要になり始めたのではないでしょうか?
最近までは「薬品知識」が先行して
スタイルの研究がありきたりになっていました。
その前の時代は、
スタイルをつくる上でのダメージは
いたしかないものでしかありませんでした。
それが今、「その先」を求められ始めたのです。
ユニクロであろうがシャネルであろうが、
その人が着てカッコいいものであれば
何でもいいのです。
それが本来の追及力ですよね?
ただ、そんな追求力がある方でも、
ヘアを見ると「う~ん、残念」って方が意外と多い・・・・
これは
美容室側が「追及力」を求められているのに
応えられていない証拠です。
身に着ける物は自分の目で選べても、
ヘアスタイルだけは どうにもならない要素がいっぱいだものね。
「個」って、カタログ通りではないのにね・・・
・スタイル作りは出来て当たり前。
・薬品科学は知っていて当たり前。
・その使い方がどちらも使いこなせて当たり前。
私が思うのは、
その先の「洋服を着るように」
身につけてカッコいい「髪型」なのです。理想論かも知れませんが、
自分自身が求めていたことと
皆様から求められることが、
やっと一致してきたように思うのです。
これを「努力」などと言うようでは、
まだまだスタートラインにも立っていないんじゃないかな?
それって、
そう簡単には習得できるものではないから・・・
何事においても、
行動し続けた人と行動しなかった人の、
自立してきた人と依存し続けた人の、
「差」が開いてきたと、最近つくづく感じています。
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美容師は、
これからが
本質を追及すべき時かも知れないと
心底思うので、書いてみました。
あくまでも個人の意見ですので、
参考にならないかも知れませんが
読んでいただけて嬉しいです。
この話が少しでも理解できる人は、
逆に貴方も
時代に求め始められてる・・・のかもしれませんよ。
本当の意味での「オシャレ格差」が生まれ始める
それは今かも…
August.02.2015 by 店主
せっかくなので、オシャレネタを・・・
↑リサイクル屋で 激安で見つけたスーベニール風ポロ。
ちょうどいい具合に色褪せてて、ヴィンテージ感たっぷり。
むしろ新品よりも、今の私に合ってると思う(笑)
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