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No.48 海外ロケ~

Posted by Cafe Bleu on   0 

こんにちは。店主です。
このコーナーでは、私が「へそまがり美容師」になるまでの
紆余曲折などを綴っています。

興味のある方はお暇な時にでも読んでみてくださいね。
(そういうのいいや・・・って方は遠慮なくスルーしてください。) 

最初から読みたくなった方は「もくじ」からどうぞ。




番外編からのつづきです。

ここまでの話は、
前の事務所を退社して「半年」の話でした。

たった半年で、
私の人生は180度変わってしまったのですが
何の恐怖も、将来への不安もありませんでした(笑)

日々がなんとなく どうにかなっていたし、
今日楽しければそれで良し!そんな人でした。

(さして今も変わりませんが)



その気楽さが受けたのでしょうか?(笑)

撮影の仕事はコンスタントに入り
CM・雑誌・広告・・・結構忙しくしていました。

やっと、人並みの生活を出来るようになりました!
「車」も来たし・・・(笑)

そして、独立した年の年末・・・
人生で、一番の衝撃が来ました。


「海外ロケ!」


・・・キターーーーー ((((((((((((**)VVVVV

コレが私の初「海外」となりました(笑)

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余談ですが
実は私、海外には色々と行きましたが
自分のお金で行った事はありません。
すべて仕事がらみ・・・ありがたいです。

だから、カミさんは海外に行った事がありません。
数年前にやっと初めての飛行機に乗せましたが、
国内でした・・・(汗)

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「初」海外ロケ、それは「シンガポール」でした。
これは今となっても貴重な体験です。

ある洋服メーカーのカタログを作る為に行ったのですが、
コレがすべて「男物」でした。

「女子」はいません(笑)

女っけの無い生活を約10日間・・・
毎日、男だけでワイワイ・・・
これはコレで楽しいのですけどね・・・(笑)

泊まることになったホテルは、
古い建物だったので 凄く雰囲気が良かったのですが
そのホテル、風呂に入ろうにも大変でした(笑)

シャワーが突然止まるのです。

初日、普通にシャワーを使って髪を洗っていたときに
それが始まりました。
コントかよ!って思うほどリアルに始まるのです。

頭を洗っている途中でしたが、仕方なく水で流すしかない・・・
(かろうじて水ならほんの少しは出たので)
南国とは言え12月、少々堪えます。

そして、お湯が出ない理由の答えは
3日後にわかりました。(笑)

老朽化のため、ボイラー設備が古くて使えなかったようです。
3~4部屋で一つのボイラーを共有していたようで、
同じ時間帯にシャワーを使うと
どこかのシャワーが終了してしまうのです。

夜は絶対に使ってはいけませんでした(笑)

そんな不自由な生活でしたが、
毎日「撮影」は続きます。

初日から、郊外の廃墟のような教会を使っての撮影や
小学校の廃校に入ったり・・・

とにかく撮影ばかり。

当たり前です!
そのために来ているのですから!(笑)


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そして一日の撮影が終わり、
ホテルに帰ると男だけで「酒盛り」です。
とにかく毎日がそんな感じで過ぎていきます。

しかし
4日目にして突然「企画」が変更になりました。

実は、それまでの4日間、
モデルは日替わりでした。

日本から毎日
日替わりでモデルを呼び、次の日に帰国してもらう…
という撮影でした。

・・・バブルですね~(笑)

それが4日間続いたのですが、
モデルが一人キャンセルになってしまったようで
企画が変更になったのです。

急遽、現地の人を入れて撮影・・・
ということになり、
「女性モデル」が加わることになりました、

今回のモデルは「男だけ」という話だったので
私は道具を最小の量だけで来てしまいました。
もちろんメイク道具は男性用のみ

「仕方がない、道具も現地調達だ!」
と、私は一人シンガポールの街中「オーチャードロード」に
買い物に出かけました。

24歳、海外渡航暦なし

英語の語学力は・・・
高校時代、追試追試追試の赤点組!

英語が話せない私は、
初海外での「初」の買い物が一人でした・・・。

でも、一人は一人で何とかなるものです。

通りの外れのヤバそうな地下街を一人で歩いてみましたが、
意外と楽しかったです!
怖いもの知らずには、誰も近づかないのでしょうか?(笑)

それから「デパート」の中などをうろつき
4時間ほど探し回って、基本的な物を買い込みました。


ちなみに私は基本、
外人に「日本語」で話します(笑)
英語を話したとしても、簡単な「単語」だけ。

それでも通じてしまうから、
周りから「面白い!」と言われます。

そんな私、その当時から外人の友人も沢山いました。
たぶん会話は噛みあっていなかったのでしょうが、
感覚は通じていたから良いのです。

だって、いっしょにいて楽しかったし・・・


・・・さて、道具は揃いました。
とりあえずホテルに帰って道具の確認をして
明日の準備完了です!


DSC02865.jpg

その日は、少し時間が空いたので
ホテルの中庭にある「プール」で一休み・・・

う~ん贅沢~~~!

そこには、
スタイリストさんも既にいて やはり贅沢していました(笑)


「ここの シンガポール・スリングは
   

   絶対に飲んでおいたほうがいいよ!」



と言われ、
分からないまま頂きましたが、

滅茶苦茶うまい!うまい!うまい!
なんだこれ!ってくらい美味かった!

つい3杯も飲んでしまいました(笑)

後で知りましたが、そのカクテルは
そのホテルが「発祥」でした。

美味しいカクテルを本場のその場所で飲めるなんて・・・
贅沢の極み!

若造が 極上の時間を過ごさせて頂きました(笑)


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次の日からは撮影が押していたので、
過酷な日々が続きました。

途中、毎日と言っていいほど「スコール」が続いて
撮影がすぐに中断するし、
現地の人は自由過ぎるほど自由だし・・・(笑)

でも、そんなアクシデントさえも楽しかった!

日替わりモデルも総勢8人になりました。
こんな撮影、今では予算的に無理ですよね・・・

毎晩飲んだお代も「経費」だったので、
ほとんどお金を使うことなく帰国の途に着きました。


ちなみにせっかく行ったシンガポールですが
「マーライオン」は一切見ていません(笑)

観光は全く出来ませんでしたが、
毎夜 街に繰り出し「酒盛り」していたので繁華街は歩き回りました。
あと、ひとりで買い物したのも 良い思い出です(笑)



あ、例のお風呂ですが・・・
それから要領を得て、周りの使用状況を考えて入るようになり、
ゆっくりシャワーを浴びられるようになりました(笑)


最後に、どこに宿泊したかと申しますと・・・

時は1988年。 改修前の昔の面持ちのままの
「ラッフルズ・ホテル」の良い部屋に泊めさせて頂きました。
それも、スイートを一人で使う贅沢な使用で!

ホテルの中はシンガポールが日本に占領されていた
第二次世界大戦時の「旧日本軍」の痕跡も少しだけ
残っていました。

奥のほうは立ち入り禁止エリアでしたが、
撮影の許可を得て、奥まで行くことが出来たので
貴重な物を見ることも出来ました。

(翌年の89年には改修工事があったので
今は変わってるみたいですね。)

本当に良い経験をさせていただきました。


さて、私の人生、これからどのような事がおきるのでしょうか・・・?
山あり谷あり、なかなか激しいでしょ?(笑)


DSC02765.jpg

贅を尽くして出来上がったカタログはこんなでした。

ああ、バブル・・・・

                             つづく

                           January.03.2015 店主

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