OUR FAVOURITE SHOP

No.45 「車」貧乏のはじまり

Posted by Cafe Bleu on   0 

こんにちは。店主です。
このコーナーでは、私が「へそまがり美容師」になるまでの
紆余曲折などを綴っています。

興味のある方はお暇な時にでも読んでみてくださいね。
(そういうのいいや・・・って方は遠慮なくスルーしてください。) 

最初から読みたくなった方は「もくじ」からどうぞ。




DSC02818.jpg

番外編(1)からのつづきです。

ここまで長々と読んでいただきましたが、
とんでもない「サクセスストーリー」と勘違いされては困りますよ(笑)

ここからは、カミさんにとって迷惑な話の始まりです。


-----------------------------------------------------------

新しい事務所に所属させてもらい、
仕事をコンスタントにこなす毎日・・・

しばらくすると例の先輩が突然、


「車買うから、お前も買え!」


と、言い始めたのです。
それが不運の始まりでした・・・(笑)



当時、流行の車と言えば
ベンツ・BMW・サーブ・ボルボ・プジョー etc
色々あるのに、

先輩が買おうとしていたのは?

???

なんでこの車?でした。

・・・先輩が欲しがってたのは1962年製トヨタ「パブリカ」のバン。

これは相当マニアックですよ(笑)

当時(1988年)は探せばなんとか見つかりましたが、
今となっては現存するものさえ少ないでしょうね・・・
(この「パブリカ」、トヨタのコンパクトカーの元流だそうです。)

これから話が長くなりますが、お聞きいただけますか?
車に興味が無い人は、飛ばしてくださいね(笑)

-----------------------------------------------------------

何を考えたのか?
結局、私も車を買う羽目になりました。

そこでまず問題です!

どこにそんな金があるのか?という話です(笑)

答え・・・前回書いたように、ありません!

この頃の私、今とは逆で、カミさんに養ってもらっていた…
と言うのが正解です。

それなのに、「車を買う?」

「はぁ~???!!!」ですよ。

・・・そのような状況でも、
何も言わなかったカミさんが 今となっては一番怖いですが(笑)


その後私は、
人生初の「車」を手にすることになるのですが・・・

それがまた、あり過ぎるほど色々あるのですよ。
なぜか私の人生は、「平坦」では無いようです。

--------------------------------------

先輩の気まぐれから始まった車問題は、
沢山の人を巻き込んで進みました。

「パブリカ・バン」という古い車が欲しくて探す先輩、
「中古車情報誌」を見ては ありそうな中古車屋を見つけると、

私がその度に呼び出され、千葉や埼玉の山奥まで借り出され
その都度 電車賃を払って向かいました。

・・・が、結局見つかりませんでした。

交通費ぐらい出せって!感じです。

そして・・・
結局先輩は、近所の中古車屋で「パブリカ」を見つけて
買うことになりました。

その「とばっちり」が、私に来たのです。

先輩、一人で買うのは心細いので、
私を道連れにしようというもくろみです・・・・


たしかに「車」があれば現場までの移動も楽になるし、
やっぱり男子として、
「車」を所有するということは憧れでしたからね。

実は元々「車」は大好きなのですよ・・・・
なんせ、「スーパーカーブーム」の頃の子供ですから(笑)

よし、俺も買うか!

-------------------------------------------

さて、これから挙げる車の名前を知ってたら
貴方はマニアです!(笑)

昭和63年頃の話です。
軽自動車の排気量が550cc以下の頃です。

私が買おうとしていたのは
その当時でさえクラシックカーになっていた「スズライト」という
スズキが初めて生産した軽自動車です。

(今や「軽自動車のあり方を示唆した歴史に残る名車」と評価され
日本自動車殿堂歴史車に選ばれてるそうですね。)


そのスズライトの昭和39年型を買おうとしていました。

実際その車は目の前にあったので
それを見て、気に入ったのです。

ただ、整備に時間がかかるという事で
手付金を少し払い、一週間後に契約の手続きをすることにし、
一旦帰りました。


そして一週間後、
契約の為にその車屋に出向いたのですが、
車はまだ整備されていないまま置いてありました。

なんだ、いい加減な車屋だなぁ
と、仕方なく帰ろうとした時・・・

新しく入ってきた!という車に「一目惚れ」してしまい、
スズライトの契約は破談にしました。

スズライト購入のための手付金をそのまま移動してもらい、
その場で その惚れた車の購入手続きをしてしまいました!

そんな金なんかないのに、契約してしまうほど魅力的な車・・・・


「羊の皮をかぶった狼」


昭和39年型、G7エンジン、
プリンス自動車の「P」の冠をつけた車・・・
(日産と合併する前の会社です)

「プリンス・スカイライン2000GT-B S54B」

スカイラインの伝説を作った始まりの車です。

これも当時でさえ、マニアックな希少価値が高い車でした。
今、持っていたら700万になるそうですね・・・(笑)

その車に一目ぼれして以来、
私の人生は変わってしまいました。


------------------------------------------------

ところで、
「初」となる愛車ですが、契約から1か月も経ったのに
まだ私の元に来ません。

古い車ゆえ、整備に時間がかかるようです。

そこで仕方なく「代車」を出されました。

そうです、契約はとっくに済んでいたので、
支払いがすでに始まっていたのです。
車屋さんも申し訳なく思ったのでしょう・・・

ただ、「代車」を出してくれたのはいいのですが・・・
これが事件の始まりでした。


この時の代車は1975年製の三菱ランサー セレステ(A72型)。
これがまた大変なオンボロ。

ま、いいや、

とにかく手にしたものは乗りたいではありませんか!
意気揚々と乗り出したのですが、この車、必ずどこかが壊れる。

ドアノブが壊れたり、
テールランプの電球切れなど普通・・・

(ちなみに、当時の車は「電球」でした。
「ライト」とは名ばかりの「電球」です(笑))


洗車機にも入れません!
窓のゴムがイカれていて、すきまから水が入ってしまうのです。
一度入ってひどい目に遭いました。 びしょ濡れです(笑)

ま、とりあえず走るけどね・・・というシロモノでした。


そんな車で首都高に乗った時のこと。
その時、助手席にはカミさんが乗っていました。
後部座席には、「先輩」とその彼女。

そう、先輩を家に送り届けるため
首都高を走っていました。

そして、何故か突然の「雨」・・・
それも、バケツをひっくり返したような集中豪雨!

車はおんぼろ、足回りもボロボロ・・・
激しい雨が窓から入ってくる・・・
ワイパーも動きが遅い・・・


全く前が見えない!!!


おまけに強風のあおりで
隣の車線を走っていたトラックも蛇行運転を繰り返していました。

止まる事もできないまま、
時速100km近いスピードで集中豪雨の首都高を突っ走るあの時間。
もし ちょっとのミスがあったら大変なことになっていたでしょう。

今までの人生で、これ以上最悪な条件はありませんでした。


たまに大雨の中、カミさんを乗せて車に乗る機会がありますが、
「あの時ほどじゃないよねー」なんて、
いまだにあの時のことを思い出してしまいます。

まったく よくぞ生きてたもんだ。
神の思し召しとしか思えませんよ。 

笑い話になって良かった(笑)


------------------------------------

そんな事があって、その代車はすぐに返すことにしたのですが、
それでも、まだ「スカイライン」の整備が上がってこないので
次なる代車が来ました。(笑)

それが、ホンダの「ステップバン」。

これも古い!
軽の排気量がまだ360ccの頃の残骸です。

このステップバン、
中は豪華仕様のシャンデリアが付いていました。
そして、後部座席はベットになっていました

どう見ても怪しい車・・・

でも、今となっては貴重な車でしたよね。
今の「N」シリーズの元祖になった車ですから・・・


そして仕方なく、
怪しすぎる「ステップバン」に乗ること一週間。

やっと待望の「プリンス・スカイライン」が納車されました。

これが私の「車バカ」人生の始まりです。

けど・・・
話が長くなったので、次行きますね。

                           つづく

                        December.31.2014


DSC02780.jpg

これが私の愛車「プリンス・スカイライン」と、当時のカミさん(笑)
24歳くらいか? 

レースクイーンには程遠いマッシュベースのベリーショートは
私が切りました(笑)

当時、カミさんがひとりで助手席に乗っていると、
知らないおじさんから「これAタイプ?Bタイプ?」と、
物珍しそうに やたらと聞かれて困ったそうです。

・・・Bタイプね、Bタイプ。
私の親くらいの年代の方から大人気の車でした。
なんせ、私が生まれた年の車ですから・・・(笑)


                 とりあえずこのお話は別でまだ つづく

                            
関連記事
Cafe Bleu

Lorem ipsum dolor sit amet, consectetur adipiscing elit, sed do eiusmod tempor incididunt ut labore et dolore magna aliqua. Ut enim ad minim veniam, quis nostrud exercitation.

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する