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No.47 あの姉御の正体は・・・

Posted by Cafe Bleu on   0 

こんにちは。店主です。
このコーナーでは、私が「へそまがり美容師」になるまでの
紆余曲折などを綴っています。

興味のある方はお暇な時にでも読んでみてくださいね。
(そういうのいいや・・・って方は遠慮なくスルーしてください。) 

最初から読みたくなった方は「もくじ」からどうぞ。




No.46 からのつづきです。

この頃の私、
仕事を頂いたら、とにかく何でも受けていました。

そしてある日の撮影・・・

実は、この撮影で出会った人が、
その後の私の人生に大きく関わる事になるのです。



それは、初めて大きな仕事(小学一年生)を頂いた
あの制作会社からの依頼でした。

ある食品会社のCF撮影・・・それは「鎌倉」ロケでした。

鎌倉の風光明媚な場所に佇む一軒の洋館での
撮影だったのですが、
そこは、明治・大正と要人(外国人)を招いては
夜な夜なパーティーをするような場所だったようで、

その絢爛豪華な造りは、
入った瞬間に「うわぁ~・・・」と声が出る美しさ。
階段から広間につながるそのスロープの美しさや
調度品の豪華なこと・・・

こんな風に、なかなか入れない場所に入れるのも
この仕事の特権ですね(笑)

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この日はその洋館での、お菓子のCM撮りだったのですが、
モデルは、当時タレントも兼任してやっていた、
そこそこ有名なモデルさんでした。

和やかな雰囲気の中、普通に撮影が始まるのですが、
この回、何よりも スタイリストさんがとにかく「面白い!」

外見は田中裕子似のあっさりした顔立ちの
キレイな方なのですが、
とにかくハッキリしているというか、歯切れがいい!

プロデューサーに向かって
「○○ってさ~(呼び捨て)、あれだよね?」
「これさ~、邪魔だから要らないね! どけて!」

って、普通に命令してるし(笑)

プロデューサーって本来、
現場の「総監督」に当たるので、
私など言いなりで何も言えません。

相当スゴイ方なのだと思い、話しかけるのを
こんな私でも躊躇してしまったのですが・・・

「あの~○○Pとはよく仕事をするのですか?」
と、おもいきって敬語で聞いてみた(笑)

「えっ?そうでもないよ・・・ほらアイツさ、トロいからね、
言わなきゃわかんないんだよ!・・・なんかあったら言いなよ!」

って・・・・

いやいや、俺には言えませんよ・・・(笑)

まさしく、現場の「姉御!」
カッコいいというか、スゴイ!

それから そのスタイリストの姉貴とは意気投合し、
仕事そっちのけで話が盛り上がってしまいました。

ああ、おもいきって話しかけて良かった。
思った通り 気さくですごく良い人だった・・・

そして、楽しい撮影が終わる頃、
道具を片付け、帰りの準備をしていると・・・

「家どこ?あたし車で来てるから、家まで送ってあげるよ!」

と、姉貴。
とにかくキップがいいなんてものじゃない!
コレは監督も言うこと聞くよ・・・(笑)

私はお言葉に甘えて、送ってもらうことに・・・

・・・そして姉貴、車の運転までキップが良かった(笑)


「カーブでブレーキ踏むなんて

            カッコ悪いじゃん」


と、ノーブレーキでガンガン突っ込む。

また死ぬかと思ったよ・・・・・(爆笑)


なんとか無事 家まで送ってもらい、
その次の日に、やっと例の車が納車になりました。

カミさんを乗せて愛車の試運転中、

「こないだ一緒になったスタイリストさんすごかったよ、
だって、カーブで全くブレーキ踏まないんだぜ」

「うっそ~カッコいいじゃん!」  「えっ?」

な~んてネタにしながら 楽しくドライブしました。


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そして時は過ぎ、秋になった頃、
遠出がてら カミさんの実家に行くことになりました。

(ハイ、やっと出ました栃木です。)

特に深い意味で行ったわけではないのですが
家族総出で迎えていただき、
なごやかに私の仕事のことなど話していたら・・・

「実は親戚の子もスタイリストをやってましてね、
コマーシャルの仕事とかして結構忙しくしてるようだね。」と。

・・・そういえば、カミさんがそんな話してたな。

そのいとこの影響を受けて、東京の服飾専門学校に
入ったって言ってたっけ。。。

「なんの話だい?」

カミさんのお祖母ちゃんが話に入ってきた。

「ほら、千葉の○○のとこの△子がテレビの仕事してるでしょ。
この人もそういう仕事なんだって、
この人はモデルさんの頭とかお化粧をやるんだって。」

んん?○○?△子?わりと最近聞いた名前のような・・・

「も、もしかして・・・この人ですか?」
と、名刺を差し出してみた。

「そう、この子この子!ええっ?知り合い?」

「はい、2ヶ月ぐらい前にすごく良くしてもらいました!」


・・・そう、あの威勢のいいスタイリストさんは、

カミさんのいとこ でした。


気が合う理由が何となくわかりましたよ・・・(笑)


これにはカミさんもびっくりしてました。
まさか、あの「カーブに突っ込む」ネタの張本人が
自分のいとこだったとは・・・

でも、一番びっくりしてるのは私ですよ。
この一族によっぽど縁があるんだなぁ・・・って。

(そういや、カミさんと顔似てたじゃないかー!)


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その後、そのスタイリストさんに再び会う機会があり
ゆっくりお話しさせて貰ったのですが、

カミさんのこと抜きでも
また私と仕事をしたいと思ってくれていたんだとか・・・

実際に、その後何本か仕事を回していただき、
良い関係を築けました。

数年後には「親戚」となり、
本当の姉貴になってしまいましたけど(笑)

・・・世の中って意外と狭いものですね。


これは たまたまかもしれないけど、
偏見やしきたり みたいなものに縛られなくって
良かったと思いました・・・


この業界に入って人生観がちょっと変わりました。
だからこんな性格になったのでしょうか(笑)




この時のCMも見つけました!
ヘアメイク / 私、 スタイリスト / カミさんのいとこ

ある意味 奇跡のコラボです(笑)

                             つづく       

                          January.01.2015 店主



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