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No.42 事務所に入ってからが大変!

Posted by Cafe Bleu on   0 

こんにちは。店主です。
このコーナーでは、私が「へそまがり美容師」になるまでの
紆余曲折などを綴っています。

興味のある方はお暇な時にでも読んでみてくださいね。
(そういうのいいや・・・って方は遠慮なくスルーしてください。) 

最初から読みたくなった方は「もくじ」からどうぞ。





No.41 からのつづきです。

実は事務所に入れてもらう時、
「先輩」以外のメンバーの人たちからは断られていました。

それなのに、

先輩が私を無理やり入れてしまったので、
最初 不穏な空気が流れていました・・・

が、それは当然のことと思います。

当時の私23歳!(若い!)



その事務所は
この業界での下積みも何も無いような「若造」が
入れる場所ではなかったのも事実・・・

それなのに皆さん優しくしてくれました。
(大人ですからね)

自分は、それに出来るだけ応えようと
努力してたのも事実です。

ただ、

気が利かない、考えない。 でも、「やる気」だけはある!
・・・ような若造をどう思います?

まったく、今の自分なら説教したくなりますよ!(笑)


それなのに、皆さん良くしてくれて、
色んなことを教えてくれました。

今の自分は、
その頃の知識経験で出来ている
と言っても過言ではありません。

首謀であるスタイリストの方は、
洋服のノウハウや「本物」を教えてくれました。

男のカッコイイ着こなしたるや何ぞや?というのを
このときに とことん叩き込まれ
以来、ずっと影響されてます。


メイクアップアーティストさんは、
女性ならではのメイクの細かい知識やテクニックを
教えてくれました。

この方の 繊細でいて上品なメイクは
到底 私などにはマネできませんでしたが・・・


そして先輩は・・・

いつも私を連れまわしていました(笑)

本当にこの人は、ロクなことを教えてはくれません!
ただひたすら「遊び倒すこと」だけに専念していて
仕事を教えてくれることはほとんどありませんでした。

唯一教えてくれたことは、ハッタリ(笑)

ただし・・・

そのハッタリのお蔭で、後々仕事が舞い込んできました。

そのお蔭で痛い目にも遭いましたが、
それはそれで「有難い」ことだったかもしれません・・・(笑)


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当時、

事務所に入ったばかりの私は、
毎日事務所のあるマンションに向かうのですが、

行ってもやることが無い。


・・・全くやることが無い!


当たり前です。

だって、独立したばかりで
何の経歴も伝手(つて)もない私に

仕事が来るわけがない。

他のメンバーはそれぞれの現場で仕事です。
事務所には誰も来ません。
(たまに誰かが戻ってきますが、すぐにいなくなります。)

でも、私には行く先がないから
とりあえず事務所に行く。

でも仕事はない。
たまにメンバー宛てにかかってくる仕事依頼の
電話に出るだけ。

仕事がない! このままではただの電話番です。

ど、どうしよう・・・?


そこで役に立つ?あの先輩の言葉。

「売り込みに行け!何でも出来るって言っちゃえ!」


・・・ええ~っ?何のアドバイスにもなってないよ(笑)

売り込むとは何を売り込むのか?
どこに売り込みに行けば良いのか?

何をどうすればいいものやら?全く見当もつかないまま、
それでも何とかしようと、
前の事務所でお世話になった企業・制作会社・出版社・・・etc

「名刺」を頼りに、行けるところ全て歩きました。

アシスタント時代にお世話になった人たち
一人一人に頭を下げて回ったのです。

単なるアシスタントだった人間が
いくら売り込んでも仕事がもらえる確証は
まったくもってありませんが、

仕事をくれそうな人のところを何度も回りました。

(あ、途中で思い出した!あの作品集を持って・・・)

・・・・・・・・

が、やっぱり世の中そんなに甘くはありません・・・
一向に仕事は来ません。

やっぱり「独立」するの早すぎたかな・・・


しかし、一か月もそんなことを続けて歩いていると
一本の電話が私のもとに入りました。

「CM」のオファーでした。

この時は飛び上がりましたよ!!!


ひゃほー!うふぉー!


・・・だって、一か月も無給でしたから(笑)


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そして「打ち合わせ」に呼ばれ、
新橋のビルまで行きました。

そこは私が初めて会議に出席したあの会社でした。


今思えばその撮影、
それはそれは過酷な仕事でしたが、
それが後々の私の人生を変える仕事となるのです。


「小学1年生・準備号」のCM撮影

一日に3本まとめて撮るので
深夜までかかりました。

えっ?「小学1年生」の
どこにヘアーメイクが必要かわからない?

何が・どう・いつ必要なのか?

見て取れない部分かもしれませんが
必要だから居たわけでして・・・

だって、モデルさんがいる以上、
ヘアも、顔をつくることも、必要でしょ?
イメージやシチュエーションに合わせることって必要でしょ?

若いモデルのおねぇちゃんが、
いかにも「綺麗にメイクしました~!」って仕事ばかり
でもないのです。


その仕事、自分的に色々チャレンジできましたし
ちょっとした特殊メイクもさせていただき、
本当に楽しかったです。

ほとんど、子供と遊んでいましたが・・・(笑)

とにかく
アシスタント時代に真面目に勉強しておいて
良かったと思えた瞬間でした。


その仕事を足掛かりに、
その後、その制作会社からは立て続けに仕事をいただき、

「小学1年生」に関しては、
それから5年近くやらせていただいただきました。

(私みたいな若造がこんな大きな仕事をさせてもらえたのは、
たぶん、「師匠」に付いてCMの現場に出入り出来ていたから
だと思います。そうじゃないと、CM業界になんてすんなり入る
ことは出来なかったですよね。 キビシイ師匠でしたが、
頑張って付いてて良かった・・・)



そしてそんな伝手から、
別件で新しく創刊した雑誌の仕事もいただき、
3年近く続けてさせていただきました。
(今では有名な雑誌になってます)

その頃のスタイリストさんが、今は時の人・・・

そのほかにも
作品撮りでお世話になったモデル事務所からも
たくさんお仕事を頂けました。

その当時の、そこの看板モデルだった子が
後に、かの有名な番長の奥さまになったのにはびっくり。
今は「元」になってしまいましたが・・・(笑)


「地道に粘る」ってここで学んだように思います。


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そんな風に、仕事がコンスタントに入るようになったお蔭で
事務所での居場所がやっと見つかりました。

いっぱしのヘア&メイクさんとしてのスタートが切れた気がします。

それからの数年間、夢のような毎日でした。

バブルの波に流され続け、
さて、私はどこに辿り着くのでしょうか・・・

あ、ここか(笑)

                                つづく




1988年、これが私の独立一発目の仕事。

「ビデオテープ」での映像集は持っているのですが、
デッキが無いのでもう観れないよなぁ。。。って諦めてたのですよ。

検索したら YouTube で見つけたので貼っておきます。
・・・やっぱりいい時代になりましたね(笑)






3:15頃の「つるのおんがえし」もこの時撮ったやつ。
この時の子たちも、もう30過ぎてるのか・・・いや~年とったな(笑)



                            December.18.2014

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