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No.34 帰ってきたけど、どうするよ?

Posted by Cafe Bleu on   0 

こんにちは。店主です。
このコーナーでは、私が美容師になるまでの紆余曲折などを綴っています。

ためになるかどうかは ちょっと謎ですが、興味のある方はお暇な時にでも
読んでみてくださいね。(そういうのいいや・・・って方は遠慮なくスルーしてください。) 

最初から読みたくなった方は「もくじ」からどうぞ。



DSC01246.jpg

No.33 からのつづきです。

仕事(店)を辞め、2か月あまり実家に戻っていた私、

その間の アパートの家賃やその他もろもろは
何とかしましたが、

これからどうするか?なんて全く考えていなかったので、
そこからが問題です。

大きな「目標」や目的はありましたが、
まずは当面の生活費を稼がなければなりません。

そうだ、バイトだ! (えっ?そっち?やっぱりそっち?)

時給が高くて、
効率良く働けて、
収入が日払いで確実なこと。

ついでに、肉体労働じゃないやつ(笑)

・・・出来るだけ短期間で稼いで次へのステップをしなければ・・・。

たしか当時、「日刊アルバイトニュース」という
バイト探し情報誌に載っていた、
たった数行の文字で決めたように思います。



そのバイトは・・・ドッグフードの配送


それは、
新発売の「ドッグフード」を 都内全域のスーパーや量販店
に配送するお仕事でした。

私の担当エリアは、葛飾区・葛西区・江東区近辺。

ちなみに・・・

免許を取ってから まだ一週間足らずで (笑)


・・・ありえない話ですよね。

が、何事もやってみなければ分からないですからね。

(いや、だいたい想像つくよ)


そんな簡単な気持ちで始めたのですが、
初心者が 都内を走り回るなんて想像できます?


それも でっかいワゴン車で(笑)


あれは2tトラックに近い大きさだったんじゃないかな?
しかもレンタカー、新車の。

無鉄砲にもほどがあるよ。 

断われよ。(笑)


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そのバイト、

朝7時くらいに事務所に行き、
ドッグフードを車いっぱいに詰め込んで、
(その作業に1時間はかかったでしょうか?)

それから配布地図を渡され、配送場所をまわるのです。
それが1日40軒以上・・・ お~い、初心者、だいじょぶか?

(ま~お金の為なら何でもやりますよ!)


私は「どうなっても知らないよ~」と言う気持ちで
初の大型車のハンドルを握り、走り出しました・・・



事務所の場所は新宿だったので、
配布地までの移動にさえ1時間はかかります。
それから40軒以上まわらなくてはいけないのですが、、、

スーパーの閉店時間は夜7時が限界。
当時のスーパーは閉店が早く、6時に終わるところ
もあったりして、、、

「時間との戦い」でもありました。


しかも、ただ運ぶだけの仕事と思いきや、
時々、売り場の陳列や、店員さんへの説明
しなくてはいけません・・・

おい、時間足りねーぞ。


それでも一日目は何とか無事に終わり、
その日の収入をゲット!
当時はバブルでしたから、日給1万5千円&交通費!

・・・やっぱりバイトはやめられません(笑)

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毎日・毎日・走り続け、10日目の事・・・

その事件は起こりました・・・
初心者なのだから、当然のことですね(笑)

思いっきり狭い道に入ってしまい、
どうにもこうにも抜けられなくなってしまいました。

・・・狭い曲がり角に限って
横にポールが立ってたりするじゃないですか・・・

通り抜けたつもりが、サイド全部べこべこです(笑)
スライドドアーが開かないくらい。

すぐにレンタカー屋さんに連絡して、
その日の夜には車を替えてもらう始末。


結局バイト代は変わらず貰えましたが、

なんと有難い商売だったのでしょう。
(あれ、保険でまかなえたのか?)


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そんな怒涛のバイト20日間。

何とか乗り切りました。
与えられた仕事をきっちりこなし、全てクリアーしました。


実はこのバイトのおかげで、初心者にして
都内の運転は全く怖くなくなりました。

道もほとんど覚えました。
それに狭い道も、一通も、

その回避の仕方も覚えました。

(今でも原宿の裏路地のパーキング目指して
突っ込んで行けるのはそのおかげ)


このバイト、短期でしたが、
美容師の仕事の2か月分をたった20日で
稼いでしまいました。(しかも残業なし)

お蔭で少し裕福な生活が出来ました(笑)


今までの美容師の仕事って何だったのでしょうね・・・

それでも私は、その道に再び戻るのですから、
なんともまあ ご愁傷様の話です(笑)


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この時のバイト、

文字に書くより、もっと凄い過酷な状況であったことを
察していただけると有難いです(笑)

都内のそれも下町は、本当に道幅が狭くて、昔ながらの町並み。
今では一方通行の道も、当時は対面通行だったので、
物凄~く狭かったのです。

そんな道に人がいっぱい溢れていて、その中に突っ込んでいく・・・
そう、向かうはスーパーでしたから(笑)

その裏側の搬入口に車を止めて、
段ボールを降ろしては また次へと向かう・・・

出方が悪ければ逆方向にしか行けないから、
何度も同じ道を走ることになって時間のロス。

それでも、何度も同じ道を走っていると
次第に道を覚えて、同じミスは繰り返さないようになる・・・

だからいまだに、
下町界隈は詳しいし、何の恐怖もありません。

この「無謀」ともいえるバイト生活、
たぶんこんな性格だったからできたのでしょうね・・・

今「やれ!」と言われたら、間違いなくお断りしますが(笑)、
そんな若き日々の話です・・・

そして、本業へと道は続くのです・・・。


                              つづく

                            December.06.2014

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