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No.36 夢に向かってGO!

Posted by Cafe Bleu on   0 

こんにちは。店主です。
このコーナーでは、私が「へそまがり美容師」になるまでの
紆余曲折などを綴っています。

興味のある方はお暇な時にでも読んでみてくださいね。 
(そういうのいいや・・・って方は遠慮なくスルーしてください。) 

最初から読みたくなった方は「もくじ」からどうぞ。





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No.35 からのつづきです。
続きと言うか、重なっている部分です。

実は店を辞める1か月ほど前、
以前働いていた店の先輩に会うことになりました。

それは突然に来ました・・・



仕事を終え自宅でくつろいでいる時に、電話が鳴りました。
出ると「先輩」でした。

その先輩とは、店にいる頃はそれほど仲が良い間柄でも
なかったのですが、その先輩、店の中では若干「浮いている」
ほうでして、話し相手がいない時は、、、

必ずと言っていいほど、私に話しかけてきたのです。
(人見知りしない性格なので、そういう人を引き寄せてしまう私)

だから今回も、その延長ですね(笑)

実はその先輩も、「ヘアーメイク」という仕事がしたくて
田舎の美容室を辞めてまで東京に出てきていたのですが、

前の店に居たままでは「近くて遠い場所」と感じたのか、
自ら道を切り開くことを決意して辞めていたのでした。


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そんな先輩、実は「臆病者」でして・・・


先輩 「実はさ~○○って言う事務所がアシスタント募集しているんだよね・・・

 私 「そうなんですか?良い話じゃないですか。受けてみたらどうですか?」

先輩 「そう思ってるんだけど、お前も受けてみない?」

 私 「先輩行ってくださいよ!俺なんてまだまだですから。それに今勤めてるし・・・」

先輩 「行こうとは思っているんだけど、良かったら受けに行こうよ!」

 私 「俺も受けてもいいんですか?だったらすぐ連絡してみますけど・・・
                     ところで先輩はもう連絡したんですか?」

先輩 「まだ聞いてないから、お前連絡してみてよ!頼む!よろしくね。」

 私 「分かりました連絡してみます。俺が受かるわけないですけどね・・・」

先輩 「そうだね、受かるわけないけど、もし受かればラッキーじゃん!
                ま、話聞いてみてよ。頼むね。・・・ガチャ」



プー・プー・プー・・・電話が切れる

要は俺に偵察して来いと・・・・

かなりイラっとしましたが、次の日 言われた通り、
その「事務所」に連絡してみました。

まだ募集しているということで、
「すぐ面接に来て下さい」と、言わるがままに、
次の日、私は店を早退きさせてもらい面接に向かうのでした。
(もちろん理由はナイショで)

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どう考えても受かるわけもないような有名な事務所なので、
軽い気持ちで向かったのですが、

事務所は世田谷の一等地の一軒家らしく、
場所が分かりずらくて 何度も公衆電話を見つけては連絡して、
結局3回もかけてしまいました。

(スマホでも有れば本当に助かったのですが…不便な時代だったよなぁ)

そして、着いたのは夕方5時。

指定の時間には間に合ったものの、すでに「師匠」がお待ちでした。

自宅の傍らを改造したと思われる 5畳ぐらいのスペースに
所狭しと、「美容材料」が置かれているのですが


その数が半端じゃない!


引き出し形式のBOXが天井までびっしり置いてあって、
その中には舞台用のカツラから・ヒゲ・小物まで・・・
とにかくありとあらゆるものが揃っていました。

初めて見る世界にキョロキョロです(笑)


ところで面接ですが・・・
話の内容は、あまりにも緊張しすぎて覚えていませんが・・・


師匠・・・「いつから来れる?」

私・・・・「今勤めていますので、1か月後には働けます。」

師匠・・・「1か月か・・・まっいいや。 じゃあよろしくね。」

私・・・・「へっ?いいんですか?」

師匠・・・「 合格!

      来月から来てもらうから、その前の日に事務所に連絡して」

私・・・・「あ、ありがとうございます。よろしくお願いします!」


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私は帰るとすぐに「先輩」に連絡しました。


 私 「先輩!合格しましたよ!マジ凄くないですか?」

先輩 「・・・んっ?・・・う、受かったんだ・・・」

 私 「先輩のお蔭です。ありがとうございます!」

先輩 「そうなんだ・・・だったら俺が行けばよかった・・・
      まっ頑張りなよ。噂では3か月も持たないって言うから頑張れよ!」


 私 「ヘアーメイクなれるまで辞めませんから大丈夫です!」

先輩 「そうだね。とりあえずおめでとう。じゃね・・・」

プー・プー・プー電話が切れる・・・。


お察しの通り、
会うつもりだった先輩とはその後一度も会っていません。
先輩はその後、その事務所に連絡することはありませんでした。

(以前この辺で ちょっと書いたお話はこれです)


こんな経緯で、私は店を辞めることになりました。

先輩が「臆病者」でなければ、
もしイラっとさせてくれなかったら、
今の人生が無かったし、

そのおかげで、私は人生を大きく踏み外したのかも知れません(笑)

運命のキッカケなんてそんな物です。


ただ・・・いざ辞めるとなると、
今後の生活(お金)のことを考えてしまう自分もいましたが、

ま、何とかなるでしょう?

こんな「気楽」な考えで生きてきました。
いまだにそんな人生です(笑)

人間なんとかなるものです。


強運の持ち主なのか?

ハズレの人生なのか?



は、いまだに分かりませんが、
普通の人が経験することのない人生を送って来たのは確かです。



職を替えたら給料が半分以下に下がってしまい、
そのせいで、せっかく借りたオシャレなアパートを引き払うことになろうとは、
この時は思ってもみませんでしたが・・・(笑)


行き当たりばったりの人生、まだまだ続きます・・・

                                  つづく

                             December.08.2014 店主

 
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