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がんばれ端っこ

Posted by Cafe Bleu on   0 

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こんにちは。フロントfumiです。

私事ですが、もうすぐ52歳になります。
あっという間の半世紀です。

でも、これからが本当の意味での人生の本番だと思っています。

「おいおい、おばちゃん無理するなよ!」
と、思われようが、、、まだまだ元気ですよ(笑)



というわけで、このコーナー
書くのが久しぶりになってしまいましたが、
最近ふと思ったことがあるので、
今日は素直な気持ちで、「一消費者」として書きますね。


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長年お店をやっていて
ずっと不思議に思っていることがあります。

うちのお店、かなり遠くから通ってくださる方が多いのです。

県内でも 宇都宮以外の遠い場所から・・・
という方もいらっしゃいますし、

東京や埼玉、神奈川、茨城・・・
一番遠い方は四国!!!
・・・いや、海外って方もいらっしゃった!(笑)

もちろん、飛行機でしか来れないような距離の方は、
実家が宇都宮で・・・なんて場合がほとんどですが、
(たまの帰省で寄ってくださる方には感謝感謝です)

中には、純粋にうちに来るためだけに
宇都宮を訪れる方も沢山いらっしゃいます。

でも、よくよく考えるのです。

海外はまだしも日本国内なら、
引っ越した先にだってどこにだって、
美容室はいっぱいがあるはずなのです。 

(今やコンビニの数どころか信号機の数より多いんですってね。)

もっと今風で良さそうなお店が
い~っぱいあるはずなのです。


何故にうち? 何故に砥上?

うちの店主の、何がそんなに良いのかと?(爆笑)


さて、長年 カウンター奥から観察した者の
推論なのですが・・・

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・店主は話をちゃんと聞いてくれる。
 ・・・どころか、顔を見ただけで何をやりたいか当てる。

・無理なことを誤魔化さない。

・ウソをつかないで伝える。

・(美容界で)流行りのスタイルを押し付けない。

・髪質を否定しない。

・(ファッション)ジャンルを否定しない。

・その人だけにしか出来ないスタイルを提案してくれる。

・将来のことも長いスパンで考えてくれる。

・どの施術も長持ちする。

・恐ろしく仕事が早い。

・商品を押し売りしない。

・チャラくない。(ってか、おやじだ)

・「今日はお休みですか~♪」って言わない。


・・・あ、店主あるある になってしまった(笑)

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たしかに店主は、
年に2回程度来れば済むような、
その人に合った施術を施してくれるから楽なのですが、
それだけが理由ではないような・・・


実はつい先日、

遠方からいらしたお客様が履いてた
「スニーカー」をぶっちぎりで誉めてる店主の姿を見て、
なんとなく分かった気がしたのです。

「うわ~この色いいね~、これはね○○年の復刻で ・・・
   長いので中略・・・
よくこれ選んだね~、超カッコいいよ~」


「ええ?そんなこと初めて言われました~」


これですよ、これ。

この台詞、実は店内でよく耳にするのです。
お客様の口から。

私も女子の「はしくれ」なのでよく分かるのですが、
身に着けてる物を人に誉められるのって、
悪い気はしないじゃないですか? 

これだけ沢山の物が溢れている中から
チョイスして「装う」ことって、
意識的でも、たとえ無意識だったとしても、
その外観には必ず自身が表現されているものですものね。
 
だから、そこを他者に気付いてもらえる、
共感してもらえるって、、、


すっごく嬉しいんですよね ♪


ところが・・・
最近の世の傾向を見てると、
流行り物以外は全否定というかなんというか・・・

マニアックなものになればなるほど、
誰にも気づいてもらえなくないですか?


いつの時代も万人に受けるコンサバ系のモテファッションが
主流になるのは分かるし(赤文字系?)、
若い子の流行も分かるのですが、(青文字系?黒文字系?)

それに当てはまらない人や 乗っかりたくない人も
いっぱいいますよね?

王道じゃないし、
若くはないけど・・・

人それぞれが
自分なりのオシャレを楽しんでいるというのに、
果たしてそれを、世の美容師さん達は
認めて(気づいて)くれているんだろうか?

・・・疑問です。

私みたいな「オリーブ少女」をこじらせまくったファッションの
オバさんなど、美容室に限定しなくとも、
どこへ行っても理解されないことは、

今まで長く生きていて 重々承知はしているし、
肌でひしひしと感じているのですが・・・

今時の若いスタッフしか居ないキラキラ輝くような店内で、
若い子向きのジャンル違いの雑誌(もしくは おかず系?)など
出されても、おそらく居場所がないものと思われ・・・

相手にされてない感がハンパない。

その上 茶髪のモテヘアーなど勧めてきたら、
マジで帰るし!(笑)

それと、年を取ったら よっぽどキレイかお金持ち
じゃなければ扱いが 「雑」。

というのもやめて頂きたい。

歳を重ねてシワができたら、
すぐ劣化、劣化と言われる近年ですが、それが何か?


ふんっ!


以上、80年代を謳歌したサブカル女子の
完全なる「ひがみ」でした(笑)


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・・・ごめん、

うちの子と変わらない年の子に、
昔少女だったおばちゃんのこの苦悩は
まだ分からないわなぁ。。。

(あと20年もすれば きっと分かるさ~)


それにしても最近の雑誌やメディアって、
誰もがモテたい!って思ってると本当に思ってるんでしょうかね?

そんなにモテてどうするよ?
何人もの人と付き合いたいの? 
嫌いなヤツからもモテたほうがいいの?

そんなにみんな同じ土俵に乗っかっちゃったら、
「白馬の王子様」も運命の人の見分けが
つかなくなっちゃうんじゃないの?

って思ってるのは私だけ?(笑)


思えば私、80年代の女子大生ブーム、
ワンレンボディコン・・・バブルの時代から、、、
ず~っと「反対側」で生きていました。 

モテという戦いの前線から 外れたところで、
ちょっとだけ変化球な生き方をしてきました。

他人がどうか?より、自分のスキを貫いたほうが楽しいし、
それこそ、そういう(主流から外れた)自分を
遠ざけない人達こそ「本物」ですもの・・・

たった1人でもいいから、
自分と合う人に会えればいいだけ・・・
大勢から好かれる必要なんて・・・ 

ないない(笑)

そのためのファッションですもの。
(ある意味 リトマス試験紙?)

そもそも、「着ること・装飾すること」ぐらい、
他人や周囲の人間関係の中で計られる「自己表現」も
ないなはずなのにね。

こうも 同じジャンル内に
大勢を押し込めようとする力が強い世の中じゃ、
外れたい人間は生きにくくて仕方がありませんよ。


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「うかつに他に行くと流行りのパターンにはめられそうで怖い」

「どう考えても、私のこだわり分かってくれる人いなそう・・・」

「このクセで行くと、絶対に矯正を薦められるんですよね」

「こういうジャンルの髪型って今まで誰も理解してくれなかったの・・・」

「帽子かぶってカッコつけてる美容師さんが居るとこ…入れないよね」


こんな話をお客様からよく聞くのですが、
どうして最近の美容室って、こんな感じのお店ばかりに
なっちゃったんでしょう?

(偉そうにすみません、そうじゃないとこもあると思うけど・・・)

なぜにオシャレの価値観が同じなの?
こんな世の中だからしょうがないのかな?

なんだかそういう傾向に違和感を感じる自分が、
すごく「変人」みたいに思えて来て 悲しくなる・・・


・・・ただ、幸いですが、
うちのお店の中だけは、そんな気持ちにならないで
済んでいます。

ああ見えてうちの相方(店主)、
意外と色んなファッションに精通しているのですよ。 

しかも守備範囲がすっごく広い。

意外と 名捕手
 

昔、自己顕示欲の塊のような人が
ウヨウヨいる世界にいたせいなのか?
自分自身も容姿で悩んだ経験があるせいなのか?

ちゃ~んと他者のこだわり所を見つけて、
気持ちいいくらいピンポイントで突っ込んでくれるのですよ。

(もちろん、コンサバなお姉さんも大好きなようですが 、
私を伴侶に選んだ時点で、かなりストライクゾーンが広い 笑)


毎日会ってる私にですら、
「今日はいいGパン穿いてるね~、これどこのだっけ?
 お、さっすが いいヤツは織りが違うね~」

とか、本気で言ってくれるのです。

長年連れ添った夫婦なので、
見え透いたお世辞だったら 今さら反応しませんが、

意外と的を射たこと言ってくるし、
服のことを誉めてもらえるのは 素直に嬉しいものです。


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ジャンルがどんなでも、
自分がしたい格好をするのが真のオシャレ。

どこかにエッジを効かせれば、
ちゃんと気づいてくれる人は気づいてくれるはずなのですが
最近そういう人が どんどん減ってる気がしてます・・・

(お洋服の販売員さんでさえ そういう人が減ってます。
ああ、嘆かわしや~ ・・・元アパレル従事者は語る)



・・・もしかしたら、
お客様個人個人のことをちゃんと理解してくれる美容師さんも
少なくなっているのかしれませんね。 

服には、ファッションには、
色んなジャンルがありますが、それに合わせたヘアスタイル
をつくり出すのが美容師さん。
その解釈が狭くなったら絶対にダメだと思う。

(元アパレル従事者の意見・・・ し、しつこい!)


だから遠くてもウチなの?  か・・・?(笑)



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こんな私も、母になってからは、
エッジをほんの少し柔らかくする努力をしていましたが、、、


長いこと外れっぱなしで

       もう修正不可能です。
 


なので、これからも私は私、
誰が何と言おうと我が道を行くことに決めました。

(実は50になった時に決意は確認済み。
この仕事柄も手伝って、誰も止められない。笑)


世間の風は相変わらず冷たいままですが、
一番の理解者は「人生で一番尖ってた頃」に
幸い見つかっているので、
(王子様じゃなかったのは非常に残念だけど)

もう誰かに媚びる必要もないし、
実際のところ、老い先もそう長くはないですしね。
好きにします。


もちろん、私のエッジを見つけてくれる
数少ない理解者を探す旅はまだまだ続きますが、

同時に自分も、
他の人のエッジをすぐに見つけられるアンテナを
高く持っていたいな。。。と思って生きて行きます。

もっともっと年とった時に、
自分が着たいと思った服を カッコ良く着こなせる
バァさんになれるよう、
ま~だまだ積み重ね中、チャレンジの日々なのです。


赤文字でもなく青文字でも黒文字でもなく、
もちろんナチュラル系でもなく
ジャンルに縛られるのなんて、まっぴらごめん。

流行り出したらスルっと「いち抜けた~!」する人生が
私にとっては一番の快感。
あえて誰も行かないとこに突っ込んで行くのです。

(だからと言って「変人」に見られないような細工をするのも得意中の得意。
これは長年道を外してきたおかげで 身についた小心者の小ワザなのかも?)



誰も通らないような道の「端っこ」って、
歩きにくいし、たまに危険も伴ったりするけれど(笑)、

歩き慣れるとコツが分かってきて、
真ん中からは絶対に見えない景色もさえも
見えて来るものなのです。

「端っこ」意外と楽しいわよ♪




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当店自慢の「こじらせ文庫」です。


私みたいに「端っこ」意識をお持ちの そこのあなた、
意外なところに名捕手がいるかもしれません。

あなたのスピリットを分かってくれる人に、
すでに出会えているのなら、
その人から離れてはいけませんよ。


                  November.30.2015 fumi

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