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No.10 タバコとの出会い 

Posted by Cafe Bleu on   0 

こんにちは。店主です。No.9からのつづきです。

私個人のつまらない昔話なので、そういうのいいや・・・
って方はスルーしてくださいね。

(最初から読みたくなった方は もくじ からどうぞ。)


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以前少し書きましたが

それまで吸っていなかった「タバコ」が日常になってしまった原因。 

それは、後に書く「陸上競技」とも関係がありますが、
今日は一番の原因になった出来事を書きます。

        

私は男ばかりの3人兄弟の3番目。

私が上京する以前から、
二人の兄はすでに東京で暮らしていました。

当時、私の兄貴(一番上)は大学中退後、
行方不明というか、
所在はわかっているものの何の連絡も無い・・・

という「音信不通」の状況にありました。

二番目の兄貴(上野に迎えに来たほう)は、
私を東京に迎え入れると同時に
田舎に「強制送還」・・・というか 帰されました。

(単位が足りず卒業できない学校にいても
仕方ないという理由で)

そんなわけで、
ひとり東京にいるはずの「一番上の兄貴」は、
自宅に帰っているのかどうかさえ分からない状況でした。 

ある日、

そんな状況を心配した実家の母から連絡があり、
「偵察」してくるよう懇願されてしまいました。

面倒くさいと思いながらも、学校が終わったある日、
兄貴のアパートへ行ってみることに・・・・

兄貴のアパートに初めて入った時のことは、
今でも忘れもしない。

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場所は「東十条」。

コレがむかつくぐらい「広い!」 
それに、風呂まで付いてる!!!!! 
トイレまである!!!

部屋と台所が別々で、
風呂まであって、
トイレは共同じゃない?

何だよ、この生活・・・ 

私の生活(四畳半、風呂なし共同トイレ)って何なんでしょうね? 

三男はめげました。 チョーむかつく!

同じ兄弟なのに、
これだけの「格差」があっていいものなのでしょうか?

だから、兄貴のことを「お坊ちゃま」と
呼ぶようになったのですよ(笑)


さて、大家さんに鍵を開けてもらい中に入ってみた感想ですが、

生活観はほとんど感じられない、
でも、時々は帰ってきてるのかな?
っていう程度の雰囲気でした。

そんな部屋に、何でお袋は金を払い続けているのか?
正直わからなかったです。

大学にも行けず、
希望の生活も出来なかった私と違って、

兄貴は大学にも行き
(それも中退して)勝手な生活をしている・・・


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ところで実家に戻された「次男」は、
少し前までそんな兄貴と一緒に生活していました。

次男の小遣いは毎月1万円だったそうです。

この話もしましょうか・・・

私が実家にいた頃のこと。
忙しい母に代わって、時々私が仕送りを振込みに行っていました。 
だから、仕送り金額を知っていました。

その上で、次男の「小遣い金額」を聞いて驚いたのです。

当時 兄貴たちが住んでいたアパートの家賃が
5~6万だと思いました。
(今思えば十分高い家賃で、すごく快適な生活が送れるレベルです。)

母はそれ以外に生活費も送っていたので、
皆様の予想金額としては「10万~15万」が妥当な金額でしょうね・・・

でも、私がいつも銀行で送っていたのは・・・「20~25万」でした。

コレを聞いて、どう思います?

仕送り額を知らされていない次男に1万円だけ渡し
残りを全額「着服」していたのは、長男です。

(家賃や光熱費を差し引いてもかなりの額が残りますよね。)

アパートに入った瞬間 目に入った
玄関いっぱいに並ぶ 高級そうな靴たち。
クローゼットに並ぶのは「ブルックスブラザーズ」の服ばかり・・・

これが動かぬ証拠です。


風呂無しの部屋に住み、バイトまでして生活している身としては、


「腹立つ~~~!」 のひと言です。


そう思ってしまうのは いけないことでしょうか?(笑)


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兄貴 不在のまま日が暮れ始めたので、
そこを後にしました。

そして、忘れもしない、
東十条の駅の手前の角に当時「タバコ屋さん」が
ありまして、

そこで、自分の「やりきれない」 この気持ち を
どうにかしたくて、「掟」を破ってみたくなったのです。

タバコ屋さんのおばあちゃんに

「セブンスター」と言って買ったのが始まり。

タバコの開け方も分からないし、
吸い方も分からないのに買ってみた・・・

初めて自分でライターも買って、
タバコを一本取り出して火をつけて、思いっきり吸い込んでみました。

「ゲホ・ゲホ・ゲホ・・・」

その瞬間に、周りが回り始めて立っていられない・・・
その場にしゃがみこむ始末。


この頃は、自分の運命をまだ受け入れられず、
「陸上競技」にも未練タラタラで生きていましたからね、

禁断のモノに手を出してしまい、「悪の道」に
一歩踏み込んだかの勢いでした。

でも、「自分の掟」を破ってしまうと歯止めが利きません。

その後の「酒・深夜徘徊」などにも続いていき、
健全な精神を持ったアスリートは真っ逆さまに転落していきます。

(そこにはまだ掟が破られていない「女」がありましたが、
そればかりは相手が必要でしたので、
そこはなんともなりませんでしたけど・・・(笑))


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今回の件、一番の原因は「兄貴」。

・・・と、言いたいところですが、

きっと自分の弱さから来たものなのでしょう。
つまらないことで「やけ」になってしまった自分が悪い。

自分の弱さや理不尽な現実に、
「なにか言い知れないもの」を感じ、

すべてがうやむやになって どうでも良くなった事件でした。


ちなみに、ここまで読むと、
実家のお袋がずいぶんとひどい差別をしていたと
思われるでしょうが、

お袋はお袋で、
兄貴の言う通りの額を一生懸命送っていただけで、
兄貴二人の暮らしの「実態」など把握していなかったのです。

何年も高額の仕送りをし続けたおかげで
実家の暮らしが傾きかけ、
その頃に、私の「進学時期」が重なったため、

「お前に出す金はない!」となったわけです。

風呂なしの部屋だって、2番目の兄貴が勝手に決めたもので、
お袋さんは住むところにそんなに「差」があったなんて、
知らなかったみたいだし。

(いやいや、家賃の違いで気づけよ!(笑))


それにしても、上の「とばっちり」は全部自分。

やっぱり、諸悪の根源は
一番上の「お坊ちゃま」ですかね。。。(苦笑)



東京は沢山の人が往来していますが、
田舎と違い知っている人など一人もいない。

知っている場所も無い、
すべてが他人、
全てが違う場所。

家族である兄貴にさえ、果てしない不信感・・・ 
「孤独」を感じた一瞬でした。

それでも今 生きていきます。

昔の自分に会いたいかと言われると、答えは「NO」ですが、


ただ、 「頑張れ!」 とは言ってやりたいですね。 

何を頑張るかは不明ですが(笑)

                            つづく
                            
                             July.03.2014 店主

                                                             
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