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No.15 仕事が始まる・・・

Posted by Cafe Bleu on   0 


こんにちは。店主です。No.14からのつづきです。

私個人のつまらない昔話なので、そういうのいいや・・・
って方はスルーしてくださいね。 
(最初から読みたくなった方は もくじ からどうぞ。)





学生時代の1年間に様々な事がありすぎて、
ちょっとやそっとのことでは驚くことはなくなりましたが、

インターンとして初めて就いた「仕事場」はもっと凄い世界でした。 
この回からは、そんなことを書いていきます。


DSC00801.jpg

就職先となるサロンに初めて訪れたのは
試験の時でしたが、
その時は受験者のあまりの多さ

ただならぬ「凄さ」を感じました。

(合格の知らせはTELだけでしたので)
次に訪れたのは翌年の2月でした。

「見学」と言う名目で、
夕方から少しだけ体験入店させてもらったのです。


実は、この時の記憶はありません・・・(笑)

行ったのは憶えているのですが、
何をしてどうなったか記憶にありません。

ただ、その時サービスで髪を切ってもらったのは憶えています。

それまでは貧乏学生ですからね、
髪を切ることも、手入れなども一切していなかったので、
きっと見兼ねたのでしょう・・・

「髪切ってあげるから!」って。

後で思えば、「この店に勤めるのだから、

もう少しマシなルックスでいなさい! 」

ということだったのだと思います。

その頃は、
そのお店がどれだけ凄いのか?
何もかもが「わからない」状況でしたからね・・・

自分、ダサいの「極地」だったでしょう。
たぶんそうだったのでしょうね・・・・・・・(笑)

でも、そのカットがどうだったか?
いまひとつ記憶にありません。
(せっかくやってもらったのに、すみません!)

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そして、インターンとして働き始める日がやってきました。

「青山」の裏手にある一軒のビル。
そのビル全部がその店の「総本部」でした。

そこに試験合格者の14人全員が集められ、
ちょっとした話がありました。

その後、それぞれの配属先の店舗に移動・・・

その時点で4店舗(原宿とか銀座とか)あったので、
全員 先輩にくっついての移動です。

私は、他の2人とともに 「青山店に所属」することになったので、
そのまま移動せず制服に着替え、サロンに下りて
(事務所が二階だったので)行ったのですが、


新人は一日じゅう 立っているだけ です・・・・・(笑)

当り前ですよ、
仕事なんてしたことないし、

できる仕事はひとつもない


出来るのは床掃きくらいなもんです。


それなのに、床掃きが3人もいたら、
ホウキの取り合いです(笑)

結局その日は そのまま大した仕事もせずに終わりました。


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さて、
一日働いた(というか立っていた)私の感想は・・・


「普通の美容室だよね?」 

すご~く単純な答えでした(笑)

私の実家は美容室なのですが、
やっている内容はそれと何ら変わりのなく
「普通の美容業務」だな。。。

と、思ったのです。
青山にあるから、超有名店だから、と言って
美容室には変わりがない

それが素直な感想でした。

多分、すげ~大それたことを言っていると思います。
でも、そのおかげで緊張することもなく、
気負うことなく仕事に取り組めました。


後になって先輩にその話をしたら、
どやされるというか

「お前は恵まれている」
「命知らずの怪物だ」

などと言われてしまいました。

先輩方の中には、地方の美容室を辞めてまで、
どうしても入りたくて入りたくて「中途試験」を受けてまで
ここに来た人もたくさんいたので、

初めて店に立った時など、
「緊張してガチガチで声も出なかった」そうなのです。

でも私は元々この性格なので、
初めての日からお客様と会話することも普通に
できてしまいました。

良いことなのかどうか分かりませんが、
私、緊張ってあまりしないのですよ。

100人~300人ぐらいなら平気です。
人前に立つの、意外と好きなのですよ(笑)


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さて、初日から仕事の後は

本店に集まっての 練習 です。


だって、練習しなければ
一生「床掃き」しかさせてもらえません。
次へも進めません。

「美容学校で一通り習ったんでしょ?」  ・・・ってか?

あんなの「国家試験」に受かるための勉強だけですよ。
実践では全く役に立ちません!
(今も昔も美容学校なんてそんなもの)


とにかく練習あるのみ。 なのです。


幸い、私は本店勤務だったので
練習時間が長くとれて「ラッキー」でした。

他店勤務だと、移動時間に30分~1時間はとられるので、
スタートが9時ぐらいからになってしまいます。

閉店後すぐ8時から始められるなんて、
人より1時間も長く練習できますもんね。

人よりできるだけ長く、人よりできるだけ多く・・・
それが一番の出世への早道です。

一週間で6時間も練習量が違ったら・・・
それはラッキー以外の何物でもありません(笑)


おかげさまで、約3週間の練習で
「シャンプー試験」の全ての項目をクリアーし、
1番乗りで合格しました。

これで次の日から お客様に入れます!
シャンプーボーイに昇格です。

これは嬉しいなんてもんじゃ無いですよ(笑)


床掃きからの昇格・・・実は長い人では半年かかるのです。
そんな人より半年も早く先に進めるって、
もしや俺ってすごいの?

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しかし、喜んでばかりもいられません。

「一見」のお客様にはつかせてもらえても、
常連のお客様にはなかなか入らせてはもらえません。
(大事なお客様はまだ任せられないってこと)

でもくじけません(笑)

常連様に気に入られるよう 話しかけたり、
とにかくいろいろな手段を使って取り入るのです。

そうすると、
ある日「今日はアナタお願い!」と指名が入ります。

「ゲット!!!」

新人にそんな風に言って下さるお客様は、
多少のミスは承知済みな上、
すごく勉強になるようなこと教えてくれるのです。

「耳の裏はこうして洗うといいよ」とか、
「襟足はもう少し優しく洗って」とか・・・

練習の時には分からなかったようなことを、
一つ一つ教えてくれる、一番の「先生」なのです。

そんな調子で俄然やる気になった私、
片っ端からお客様へのアプローチです。

バカですね。そのあとの失敗も恐れずに・・・
今となっては、若気の至りです・・・(笑)

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さて、
私が働く店はその界隈でも有名な店でした。
当然お客様も超VIPが来店されます。

俳優さん、女優さん、有名ミュージシャン、売れっ子アイドル
・・・とにかく上げるとキリが無い。
(入って気づいたのですが、そんなすごい店でした)

私はそこで失敗をやらかします(笑)

誰もが知る
「世界的デザイナー氏」のシャンプーに入ることになりました。

この方はシャンプーのときフェイスガーゼをしないのが常・・・
と聞いていたはずなのですが、
私は緊張のあまり普通に掛けてしまい、まずそこで怒られます。

そのあとシャンプーしている時です・・・
怒られて萎縮してしまった私、手元が狂って
シャワーヘッドを離してしまい、

シャワーが生きた蛇のように飛びまくる・・・

デザイナー氏は 思いっきりびちゃびちゃ・・・

でも、何も言わずに
そのまま「無言」でシャンプー台から去っていかれました。

(怒鳴られるより無言のほうが恐ろしい・・・
ということをこの時初めて知りました)


・・・ もう ・・・・・・・ 死にたかったです(笑)


いい気になっていた自分が 打ちのめされた瞬間ですよ。
でも、後になって考えると、
そういう失敗があって良かったのかもしれません。

それからの自分は、そんな程度では緊張することもなく、
ごく自然に仕事ができるようになりましたから。

あの失敗がなければ、そのまま天狗になって、
もっと取り返しがつかないような大きな失敗を
やらかしてしまったかもしれません・・・。


というわけで、これはまだ入店して1か月ぐらいの話です。
さあ、これからが長いですよ~(爆笑)

                                   つづく

                               July.17.2014 店主


DSC00592.jpg

今は先輩も後輩もないので、
フロント係の手が空かないときは自ら掃いてますけどね(笑)



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