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No.3 東京人にはなりきれない

Posted by Cafe Bleu on   0 


こんにちは。店主です。

No.2からのつづきです。

(私個人のつまらない昔話なので、
そういうのいいや・・・って方はスルーしてくださいね。)


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それから学校が始まるまでの1週間の記憶は
全くありません。

生きていたか死んでいたかも全く思い出せませんが、
今生きているのですから何かしていたのでしょうね。

(兄貴に強制連行されたあの部屋で (笑))

実は入学式さえ憶えていないのです。

ただ一つ!

クラス編成で一緒になったやつに
「田舎者」と悟られたくなくて、
「標準語」をいきがって話していたことは憶えています(爆笑)

「岩手」の方言は、言葉自体がまったく違ったり
しますから、標準語の人には伝わらないことも多い
のですよ。

なので、数日間は人(東京人)が話している中に行って、
その人たちの言葉に聞き耳を立て、
自分の中で変換する作業に集中しました。

3日くらいそんなことを続けてたでしょうか?

・・・そんな努力をしたところで、
たぶん方言丸出しだったんだろうけど、
とにかく東京に早く馴染もうと一生懸命でしたよ(笑)


それに比べたら、今は本当にいい時代ですよね。
「方言」がカワイイとか言われる時代なんですから・・・

(ちなみに、うちのあたりでは
「じぇじぇじぇ」は使いませんよ(笑))




しかし、

それ以上に愕然し、
馴染めなかったのは「ファッション」でした。

当時の私、
兄貴たちの影響もあり「IVY」な物を選んでは着る
小生意気な小僧でしたので、
おしゃれにはちょっと自信があったのですが、

当時の東京のファッションにはビックリさせられました。

あの肩パッドのすごいジャケットはなんなんだ!?
「Y's 」を全身着れる奴ってホントに居るんだ・・・

・・・そう時代は「デザイナーズ・ファッション」、
「DCブランド」の時代。

高校の同級生の中には、
半年に一回 東京まで行って服を買うという
やたらと羽振りのいい奴もいたので、
東京の流行のようなものを多少は知ってはいましたが、
それは「一部のお金持ち」の話だと思っていました。

・・・・・・・・・・・・・・・・

「デザイナーズブランド」ねー、
値段が値段ですからねー。
 
そんなの「仕送り」だけが頼りの貧乏学生に
最初から買えるわけがありませんよ!!!


それなりに大人ぶって「MensCLUB」や「ポパイ」
などを読み漁って頑張ってはいましたが、
やはり田舎者の小僧は
時代の流れに付いて行けてなかったのです。 

もしや自分の持ってる服って
「ナウく」なかったのか?(死語)




ホントあの時は、
何か言い知れない とても「惨め」な気持ちに
なったものです。

街を歩く同年代の若者たちが「小脇」に抱えて歩く、
あの 「MEN'S BIGI 」 のロゴが
やたらとキラっキラ輝いて見えましたわ。


「何でウチは東京じゃなかったんだろう?」


あの時ほど、実家から学校に通える奴が
羨ましく思えたことはありませんでした。

今となっては馬鹿げた話ですけどね・・・。

つづく    June.25.2014 店主

※ もくじは→コチラ


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