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パーマにこだわりってありますか?

Posted by Cafe Bleu on   0 

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みなさまは、パーマについてこだわりってありますか?

この前はさわり的な話だけでしたが、
今日はパーマについて少し踏み込んでみましょう。

最近、「クリープパーマ」なる言葉を聞くことが多くなりましたが、
それってなんでしょう? 
では、「普通のパーマ」ってどんなでしょう・・・?

たぶんそこからの話ですよね。

パーマの呼び方は各サロン単位で様々ですが、
最近の傾向を考慮して分けると、
代表はこの二つ。

・従来の『コールド系

・熱を使って髪にカールを形状記憶させる『ホット系』。




◆ コールド系

簡単に言うと、

1液で髪内部の結びつきを一度切り離し、
ロットなどでウエーブを作り、
2液で結びなおして固定する・・・ という原理のパーマです。

以前、髪の毛の構造はかんぴょう巻きに似てる・・・
と書いたことがありますが、

(のり= キューティクル
 米粒= たんぱく質(コルテックス) と、思ってください)

1液で髪の毛内部の米粒同士(たんぱく質)を引き離し、
ロッドを巻いた状態の形にして、

2液で固定する・・・   そんなイメージです。

熱や機械などを使わず「薬液」だけでかける、
いわゆる普通のパーマですね。

昔から行われている最もポピュラーなパーマ。
基本中の基本です。


特徴
・濡れている時に最も強くカールが出て、乾くとゆるくなる。

・柔らかいニュアンスが出しやすい。

・トップの方から動きを出したり、細かいウエーブを出すのに向く。

・ブローで伸ばすスタイリングに向く

・大きめのカールを表現するのは難しい

・2~3か月の命、長持ちしません。
(ただ、ウエーブが着実にとれていくので、
    次のスタイルへのチェンジがスムーズ) 

・施術時間が短い。料金も安め。


※ 「コールドパーマ」という呼び名の他に、
「コスメパーマ」とか「水パーマ」とか、

さも傷まなそうなネーミングにしているサロンもありますが、
薬剤を浸透させている以上傷みます。




◆ ホット系

1剤と2剤の間に

専用の機材による「加温」工程が入るパーマ。

熱を加えてかけるので、
コールドパーマに対してホットパーマと呼ばれます。

「熱」+薬液の併用パターンは、
縮毛矯正と似た工程ですね。


特徴
・濡れている時より、乾かした方が カールがよりくっきり出る。

・アイロンやホットカーラーで巻いた時のような、
 乾いた質感のリッジ感のある(くっきりした)カールがでる。

・乾かすだけで形を再現しやすい(スタイリング剤不要)

・縮毛矯正がかかった髪にもパーマをかけられる

・髪が細くてパーマがかかりにくかった方にも対応できる。

・コールドパーマより断然もちが良い。
(カールが残りすぎるので、スタイルチェンジは難しい)

・少し太めの専用ロッドに巻きつけられる髪の長さが必要なので、
 短すぎる髪には巻けませんし、
 トップ付近のボリュームを出したい場合も向きません。
 (出来ないこともないですが、地肌に近いと熱いです)

・コールドほど細いロットが存在しないため、
細かいウエーブは出せません。

・薬剤+「熱」を使うので下手なサロンに当たると
 ダメージがハンパない。

・施術時間が長く料金も高め。

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「形状記憶パーマ」や「巻き髪パーマ」などと
言われるこのホット系パーマ、

一番の有名どころは、
やはり「デジタルパーマ」という名称でしょうか?

実は、この「デジタルパーマ」という名称、
本来はパイモア社が開発した
デジタルフリーという機械を使ったパーマの「商標登録」です。

他のメーカーでは使ってはいけないはずなのですが、
この新しい技術が広がるきっかけになった
「デジタルパーマ」という言葉が

急速に一般に浸透して市民権を得てしまったため、
機材による「加温」工程が入るパーマは

「デジタルパーマ」と言った方が分かりやすい・・・

という流れになったのです。
(面ファスナー=「マジックテープ」 と同じですね)

システムキュール(資生堂)、セレブカール(パール化研)、
マイクロパーマ(サニープレイス社)etc・・・
名前(機械)は違いますが全て同じような工程です。

ちなみに当店では、
大広製作所のオーディスって機械を使ってます。

「作業はアナログだけど、
機械がデジタル表示だからデジタルパーマね」

なーんて感じで、
メジャーなネーミングに乗っかってますが、

特にどの機械が良いとか悪いとか、
ネーミングの問題とかではなく、

使う者がパーマをどのくらい理解してるか?

のほうが重要だと思っているので、
あえてその辺にはこだわっていません。
あしからず(笑)


ちなみに、パンチパーマ(アイロンパーマ)も
れっきとしたホットパーマです(笑)

あと、

大昔 うちのお袋さんの店でもやってた
「電髪」もこのパーマと同じです。

パーマがかかる理論は昔から変わってないってことですね(笑)





さて、やっと本題の◆クリープパーマですが・・・・

クリープ期 というのを利用したパーマってことです。

んんっ? 「クリープ期」ってなんぞや? 
ですよね(笑)

そもそもクリープとは
「ズレる、歪む、変形、ゆっくり移動する」
などという意味でして、

先ほど書いたコールドパーマの原理・・・

1液で髪の毛内部の米粒同士(たんぱく質)を引き離した後、
その1液を洗い流してから
2液をかけるまでの間に

髪の毛内部の「組織が移動」し
「再配置」する現象のことを

「クリープ期」といいます。

「薬のみ」でカールを作る従来のコールドパーマでは、
しっかりと内部の組織の移動がしきれない上、

1液の長い放置時間の影響でダメージへとつながったのですが、
クリープ期(ズレ)を最大限に有効利用することで
(低温で蒸すような状態に置いたり、ドライしたり)、

組織の移動をゆっくりとさせることができ、
ダメージを最小限にとどめながらも、
もちの良いしっかりしたカールのパーマがかけられるようになりました。

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クリープパーマとは、

・「コールドパーマ」と「ホットパーマ」の中間ぐらい、
・コールドパーマを進化させたもの。

とでも言えばいいでしょうか? 

(とはいっても、この理論は1950年代初めごろ使われてた
旧知の方法なのですが、
現代版にアレンジされ 再び脚光を浴びてます。)


特徴
・濡れている状態と乾いた状態のカールの差が少ない。
・ダメージが少ない。
・弾力のある大きなカールをかけることが可能。
・コールドパーマより長持ちするので同じスタイルを
             キープしたい場合には向いている。
・コールドパーマより若干時間がかかる。


このクリープパーマ、現在いろいろなやり方が提唱されています。

「乾熱式」、「湿熱式」、スチーム機やウエーブパーマ機材を使うもの
ドライヤーを使うものキャップ&ホットタオルによるもの・・・

クリープ期を利用していればどれも正解です。

ただ、コールドパーマさえも熟知していない美容師が、
一歩進んだ施術をしても上手くできるわけがありません。

コールドパーマの限界を知ってこそのクリープパーマなのです。





パーマについて美容師サイドに語らせると、
なんやかんやと「うんちく」が多く
難しい話になってしまいますが、

お客様からすれば

パーマというものに 変わりないわけで、

思いどおりのカール(ウエーブ)になれば
どれでもいい話なんですよね。

ただ、

一つ一つの作業工程が
どんな理屈で
どういった作用をしているのか?

私たち美容師は、
きちんと理解しておかないといけないと思うのです。

特に、
ここ数年で再注目されるようになった
「クリープ理論」は、

いまだに解析がコロコロ変わったりしているし、
全てが解明されているわけではありません。

(だって、髪の毛の中で起こってる現象なんて
誰も目で見られないですからっ)

・・・それらをふまえて、
各店がいろんなやり方を試行錯誤しているところ・・・
というのが現状でしょうか?

ちなみに

当店でも、あえて言っていませんし
メニューにもありませんが、
実は5~6年前から取り入れてます。

コールド、ホット、
両者のリスクを補えるような方法

日々研究し進化させています。

(理論を取り入れているだけなので、
もちろん別料金は頂いておりません)


「あ、今、コルテックス(内部組織)が動き出しました~!」

な~んてことは
決して誰にも確認できませんけどね(笑)、
仕上がりの違いで実感して頂けたら良いな。

と、思ってます。

ところで、

全く話が変わりますが、
毎日食べている「お米」って何でもいいですか?

体に良いものや産地にこだわって選んでいませんか?

「ササニシキ」や「コシヒカリ」など色々ありますが、
食べられれば何でもいいや・・・ 
って思ってますか? 

それならば特に言う事はないのですが、
もし何かしらこだわることがあるのであれば、

美容師さんたちが「パーマ」にこだわる事が、
ほんの少しでもご理解頂けるのではないでしょうか?

どのパーマにも、
得意なスタイルがあり、
貴方にとって良い部分と悪い部分があります。

「最近流行りの○○パーマをしよう~!」

ではなく、

自分が希望するパーマスタイルとはどのようなものか?
どの程度のカールが好みか?

はたして自分はずっと同じスタイルでいたいのか?

 ・・・などなど、各パーマの特徴を踏まえて
イメージすると良いのではないでしょうか?

そろそろ、思い通りのパーマを楽しむための方法を考えましょうか・・・


                                  July.16.2014 店主 


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