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☆  マイスター ☆

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先日、あるお客様からちょっと嬉しい事を言われました。 

いつもいらっしゃるご主人からのご紹介で、
初来店の奥様からだったのですが、

「うちの主人が言ってたんですけど、
あそこの店主さんは” マイスター” だから、
                 他とは違うよって!」

「主人ばっかりカッコ良くなってずるいから、
       私もキレイにしてもらおうと思って・・・」



「マイスター」という言葉、
私はてっきり「My Star = 私の星?」と
勘違いしてしまい、

オレってそんなに人気者か?????
なんでやねん?・・・・

と ?はてな マークが消えない状態。

でもとりあえず、
ほめられているようなので、照れていたら、

カミサンが、
それって「職人」のほうのマイスターだよ!

と突っ込んでくれた。

あっ、そっちのほうね、
話がつながった・・・・・

意外に私にも「天然ボケ」が入ってきたようです(笑)


最近よく聞く「マイスター」と言う言葉、

モナコGPで絶大な強さを発揮していた、
亡き アイルトン・セナも

「モナコ・マイスター」と呼ばれていたっけ・・・・・
(彼は、私にとっての「My Star」でもあります。)

私の仕事にも通じるこの「マイスター」。

私の場合、「ヘアーマイスター」になるんですかね(笑)
そんなことはさておき・・・・



Meister / マイスター

マイスター制度とは、職人の国ドイツの誇る、職能訓練制度であり、
「マイスターの称号」は熟練技術者にとって「最高国家資格」です。

ドイツでは、大工・煙突掃除・自動車工業・眼鏡・理髪・食肉加工
ベーカリーなど、さまざまな職種で「マイスター」資格を持っていないと
その仕事をすることが出来ません

このマイスターになるためには、
必要な技能と理論を長い年月をかけて学ぶ必要があり、
見習いとして3年間は働きながら、職業学校に通い、
さらに「徒弟」として3~5年間の研修を受けた後、
認定試験に合格しなければなりません。

自らを奮い立たせる気力・体力・精神力を持続させ、成就した者のみが、
国家試験の『マイスター試験』を受ける事ができ、
合格後、栄えある「マイスター」と名乗る事が出来るのです。


・・・ハンパな根性じゃ無理そうですね。

しかし、産業界のオートメーション化やIT化による近代化の中で、
マイスター制度も転換を迫られることになりました。
マイスターの「職人芸」に頼るビジネスは、グローバル戦略上の制約に
なることなども廃止の理由となったようです。

背景には10%を超えるドイツの高い失業率や、試験に合格できず
独立できない人が増えているということもあるようですが・・・・

現在、マイスター制度対象職種のうち、53業種について
マイスターの資格が「不要」となりました。

ですが、
自動車工業など、安全面や品質が重視される業種や大工・食肉加工
ベーカリー・家具製造・眼鏡技師・「理髪師」など技術の習得が困難であり、
第三者の健康や生命に危険を及ぼす恐れがある、等の理由から
引き続きマイスター制度が適用されています。

時計製造・金銀細工・靴製造・ビール醸造・バイオリン製造などの職種は
「資格不要」とされました。これらについてはもうマイスターの資格なしでも
開業可能となってしまいました。



近代化やら、グローバル化も大切ですが、
こうやって こだわりの部分ってなくなっていくんですかね~。

「職人魂」や「職人気質」

を尊敬する私にとって、ちょっと悲しい事実です。

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さて、振り返って、わが国日本ではどうでしょうか。

日本では、これらの職種の大半には
もともと資格すら必要無いものがほとんどです。

熟練技術者である「マイスター」は、
日本でいう「職人」とよく似ていますが、

ドイツのマイスターは、国家の制度により、
技術面だけではなく、経営面を含めた理論的な教育を受ける点や、
徒弟の教育権利を有する点などで、

人々から尊敬され高い地位を得るにふさわしい存在です。

この辺、日本の職人とは異なりますね。


国の体制がまったく違うので、何ともいえませんが、

もしかして、
日本の町工場のおじちゃんが、ドイツに行き、
そこで腕を試されたとしたら

マイスターの称号すら
簡単に手に入るのかもしれませんね。

逆にドイツのマイスターが日本に来て、
職を探そうと思っても、簡単にいかないのかもしれません。

(日本は技術力では無く、いかに安いかだけで
 決まってしまうようなとこありますから)


私達の「美容業界」でも、

合理化や利益優先に魂を奪われ、
目先だけの危険な施術を行うサロンが増え続けています。

日本の美容師も「国家資格」を持っていますが、
「マイスター資格」の足元にも及びません。

国が変われば違うものです。

マイスターとは
「技能と理論を完全にマスターした人」

を、言うのだと思っています

マイスター的な「職人魂」を忘れず、

本当の意味での美容を目指す「美容師」が
増えていって欲しいと願っています。

自分も、これからもそう言って頂けるよう 精進いたします。                  
       
                         March.14.2006 店主

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