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いい湯だな~♪でも、温泉にはご用心!

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--- 最近、お店でありがちな会話 ----------

店主  「なんか、今回はカラーの褪色が早いね~」

お客様 「そ~なんですよ~。変わったことしてないんですが、何ででしょう?」

店主  「もしかして温泉行った?」   
 
お客様 「えっ?行きましたけど・・・・」

店主  「多分、それだね。」

お客様 「うそ!温泉ダメなんですか???」


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ヘアカラーとは簡単に言うと、

薬剤によってキューティクルを開き
中の色素を抜いて(ブリーチして)から、
新たな色素を入れ直すものです。

この、入れた色素が抜けてしまうことを「褪色」(たいしょく)といいます。

褪色するということは、
せっかく入れた染料が髪の内部にとどまらず、
外に流れ出てしまうということです。


カラー経験者はご存知だと思いますが、
レッド系やオレンジ系など好みの色に染めてもらっても、

月日が経つにつれ だんだん色が抜けてきて、
ただの茶色(金髪)になってしまいます。

入れた色素だけ抜けてしまい、
ブリーチしただけの状態に戻ってしまったということです。

(こういう状態になったヤンキー風な方、実に多いです)


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褪色する原因はいろいろありますが、

もともと髪が傷んでいて
キューティクルが整っていない方は、
色素が流出しやすいので、

褪色するのが早いのです。

(穴の開いたホースのような状態です。) 


人間の皮膚や毛髪はタンパク質からできています。
本来健全な毛髪弱酸性(PH 4,5~5,5 )です。

ちなみに「水」はPH7、中性です。

PH 数値が大きくなるにつれ(PH 14 迄)
アルカリ度が強くなります。

タンパク質は、アルカリ性に傾くと膨閏する(ふやける)性質
を持っています。
PH14(強アルカリ)近くなると腐敗します。

PH7より小さい数値になるにつれ(PH 0 迄)
酸性度は強くなります。

酸性は収斂(ひきしめる)する性質があり、
PH 0(強酸性)に近くなると分解し、壊れてしまいます。 

例えば、毛髪を強アルカリ性の溶液に浸すと、
ブヨブヨとふくらんで切れ、
やがて溶けてしまいます。(◆除毛剤)

かと言って、酸性が強過ぎると
皮膚や毛髪の必要な栄養分を引き出してしまい
カサカサの状態になってしまいます。(◆クエン酸)


普通のパーマやカラー剤は、PH 8~10位で、
髪のペーハーからするとかなりアルカリ性に傾かせています。

◆髪のペーハーがアルカリ性に傾いていると言う事は、
髪が膨潤していて非常に傷みやすく
不安定な状態にあるということです。



このままだと、せっかく入れた色素どころか、
水分栄養分 までもどんどん出てしまいます。 

つまり
パーマ、カラー後のアルカリ性に傾いた危うい状態を、
いち早く弱酸性の健康な状態に戻してあげなければ
いけないわけです。

サロンによっては
弱酸性に戻す作業に力を入れているところもありますが、
完全には戻しきれないのが現実。

ですから、施術後の数日間は不安定な状態が続きます。

ヘアカラーやパーマを長持ちさせるために重要なのは、
施術直後のケア
と言えるわけです。

パーマやカラーで傷んだり、褪色を早めてしまうのは、
実はホームケアが不十分だったことも
理由の一つです。

お店を出た後のお客様の生活にまで、
誰も責任は持てないわけですから・・・ 

カラーやパーマをされる方は
普段から、弱酸性 の健康な状態に髪を保ち続ける努力を
心掛ける必要があります。 

そうすれば、髪のダメージも褪色も抑えられるのです。


洗浄力の強いシャンプー(市販のシャンプー)は
汚れを落としやすいよう、アルカリ性なことが多いです。

これを毎日使っていると、PH はアルカリ性に傾いたままなので、
汚れと一緒に色素も洗い流してしまっていることになります。

シャンプー選びも重要だということになりますね!
弱酸性のマイルドなアミノ酸主体のシャンプー
などがオススメです。

(ちなみに当店の「オリジナル」シャンプーはアミノ酸主体で
超マイルドです。)



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さて、冒頭の会話、温泉のナゾ。

ここまで読めばお分かりでしょうが、
髪って、ちょっとした「ペーハー」の変化に左右されやすいのです。

日本の温泉って「アルカリ泉」が圧倒的に多い
ってご存知でした?

カラーリングの直後に アルカリ温泉 に髪まで浸ったら・・・・

せっかくのカラー代が一瞬で パァ になります。


・・・そんなことにならないよう、
温泉の泉質は調べてから行くのが賢明ですよね。
(アルカリ度が高いほど注意!)

もし、行った温泉がアルカリ泉だったら、
くれぐれも髪だけは濡らさないようにしましょう。
(酸性泉も強すぎたら×)

今や、温泉大ブーム、日本人なら誰でも好きですよね。
アルカリ性のお湯はつるつるして気持ちがいいものですが、

温泉も、カラーやパーマの髪には要注意!
ということも覚えていておいてくださいね。


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今回のお話、「ペーハー」って結構重要です。

髪やお肌につけるもので「弱酸性」と、
うたわれている物が多い理由にもうなずけますね。 

私たち美容師も、この「 PH 」を施術に利用して、
薬剤効果を得たりしています。
(もちろんそれだけではありませんが・・・)

他にも、海水、プール、
いろいろと褪色やダメージの原因はあります。

とは言っても、水道水にさえ、
安全を保つために微量の「塩素」が含まれている現代。

それまでヒステリックに「ダメ!」と言ってしまうと
生活ができなくなります。

ご自分の出来る範囲で、
少しずつ、ダメージの要因を排除していけば
良いのではないかと思います。              
 
                              January.21.2006 店主 

  
                            

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