美容師さんのハサミ
先日、ハサミの『研ぎ師さん』がご来店!
2ヶ月に一度ハサミを研ぎに、
わざわざ横浜から来てくれます。
店主の好み通りに研いでくれるのは彼だけなんだそう・・・・
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「いいハサミないかな~」
ただ今、店主は『研ぎ師さん』ご持参の 新しいハサミを物色中!
・・・・・・って¥99,000!!!!
ゼロが一個多くないですかぁ~???
なんと、これでも安いほうなんですって!
そうです、
店主所有のハサミ数本で「車」が買える勢いなのです。
仕事道具なので 少々お高いのは仕方ないのですが、
これも店主の「こだわり」あってのこと。
うちの店主、
髪のためにシャンプー剤や薬剤にもこだわっているのですが、
当然ハサミにだってこだわってます。
ハサミがちゃんとしていないと、
仕事の効率に影響が出るばかりか、
「枝毛」や「パサつき」の原因
もつくってしまうんですって。
きちんと研いだハサミと、
そうでないハサミは
「日本刀とナタ」
くらいの差が出てしまうんだとか・・・・
なので、
まめに『研ぎ師さん』を呼んでいるわけなのです。
でも、美容師さん全員がそんな風にしているかといえば、
そうでもないらしいのです。
しかも、大事な仕事道具のハサミなのに、
めったに研がない美容師さんも多いのだとか・・・・
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「出されたハサミを見て、ガッカリしちゃう~」と、
研ぎ師さんも嘆いてました。
しかも、せっかくいい仕事をしても、
「あ、切れるようになった。」だけで終わりなんだそう。
その点うちの店主、
出す注文もかなり「細かく」て、
一度研いだのに 気に入らないところは
もう一度やり直してもらったりしています。
店主みたいに細かい注文出す人、
他にはあまりいないみたいです。
でも研ぎ師さん、「待ってました!」と、
それを嬉しそ~にやってくれます。
だから、わざわざ横浜から駆けつけてくれるんですネ。
ハサミに熱い、こだわり派の二人・・・・(笑)
美容師のハサミのことは私にはよくわかりませんが、
ちゃんと研いでないハサミで切られると髪、
エライことになるみたいですね。
紙や布だって切れ味の悪いハサミで切ると・・・・・ね!
最後に
店主、結局ハサミは買いませんでした。
今回はお眼鏡にかなう物がなかったみたいです。
「義理」とかで買わないところも店主らしいとこです。
(研ぎ師さん、ごめんなさいね)
・・・10丁以上持ってるんだから、もういいでしょう~
と思う フロント係 兼、妻なのであった(笑)
September.02.2005 fumi
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